意外と多い頭痛持ち人口
4人に1人が週1回以上頭痛に
たくさんの方々が頭痛と戦っているとよく耳にするようになりました。
自分の周りの方ともよく「あなたもですか」と会話します。 私も頭痛持ちです。
頭痛には種類があります。 1.片頭痛 2.慢性片頭痛 3.緊張型頭痛 4.群発頭痛 このタイプを知ることによって私はかなり楽になりました。 飲む薬が違うからです。
飲む薬のタイミングも間違えていたのです。
頭痛は外傷と違うから、なかなか第三者から理解をしてもらえず、こんなに辛いものだと理解を得るのは難しい病気ですよね。
突然、嘔吐するし、目を開けれなくなったり、痛くてのたうち回ることも…。
自分の声すら響いてしまうから声も出せず。
光も匂いも全てが悪化の原因みたいな。
このまんま頭が破裂するのではないかと思ったこと。かぞえきれず。
あの痛みは、くも膜下出血の痛みに匹敵するのだそうです。
人生に1度あるかないかの痛み。 バットで頭を殴られたような痛みとよく表現されますが 片頭痛持ちは、それを何回も経験。 ある意味すごいですよね。
約4人に1人が週1回以上頭痛に。頭痛の症状や対処法などは8割以上が正しい理解には⾄っていない。(引用:第一三共ヘルスケア株式会社)
日本人口の4人に1人が、実に頭痛持ちというデータがありました。
でも頭痛持ちになったのは、いつ頃なのか覚えていますか。
正確な時期がわかる方は、少ないのではないでしょうか。
何かがキッカケで起こりやすくなった!ということであれば、答えられるかも知れませんが。
私の場合は交通事故がキッカケ?と思っていましたが 、実は幼少期から頭痛持ちだったようです。
小学校の低学年の頃に、健康診断で視力低下の為、検診をするよう通知がありました。
その時の眼科の先生にチラチラするものが見えると話すと先生は「それは目じゃない。脳だ。」と言いました。 その頃はまだ、頭痛外来は存在しないし、片頭痛もメジャーな病気ではありませんでした。なので、そのまま放置。
そして交通事故にあった頃から本格的な片頭痛の症状が出始めました。 光や音や匂いにも敏感になり、脈々感が酷くなる。 そして嘔吐してしまうと動けなくなる。
この症状が出てからは2~3日、起き上がれず会話すらしたくない。(自分の声すら頭に響く) でも周りには何が起きているのか理解してもらえず。
話して症状を伝えることすら、出来ないので復活後に頭痛だと話しても、何かにいじけてるようにしか思って貰えませんでした(笑)
次第に回数を重ねることで、少しづつ理解をして貰えるようになりました。
そしてどうすることも出来ず、治まるのを待ち寝ているしか方法がなかったことが変わったのは、片頭痛の「薬」を処方してもらったこと。これは大きな進歩になりました。
そもそも頭痛で寝込むとかの概念がなく、なんで頭痛が起きているのか不明でした。
頭痛外来の存在も、その頃は知りませんでした。
頭痛は病気ではないと思っていたのです。
頭痛には頭痛の薬
最初に片頭痛の薬があることを知ったのは、整形外科の先生が処方してくれた時でした。
整形外科が専門の先生でしたが、とても勉強熱心な先生だったので日常的に自身から進んで調べたりしている先生なので症状を話すとスグに片頭痛と診断してくれました。
でも、専門が整形外科の先生なので片頭痛の知識としては、一般的なものだけであり薬を飲むタイミングも的確ではありませんでした。
痛くなったら飲むと教わり、予感で飲んではいけないと言われることが難しかったのです。
タイミングが上手くいかず、嘔吐してしまい薬の効果が得られないことが度々ありました。
頭痛の種類
一言に頭痛と言っても、実は種類があることはあまり知られていません。
そしてその症状によって薬が違うことも。
片頭痛
片頭痛の原因は、脳の血管が広がって痛みを発生する。脳の血管が、拡張子三叉神経を刺激することにより炎症が起こり、さらに血管を拡張し片頭痛は起きる
要因:過度のストレスから解放された時に起こりやすと言われてます。そのため、仕事が休みであったり、帰宅してから起きたりします。また寝すぎや寝不足も誘発しやすく、空腹や食べ過ぎ過度の疲労・光や音の刺激によっても起こるとされています。
症状:
・時々起こる
・痛みは4時間~3日間くらい
・頭の片側が痛いことが多いが両側が痛いこともある
・ズキンズキンと脈を打つような痛さ
・動くと悪化する
・吐き気や嘔吐することも少なくない
・光や音が気になり匂いにも敏感になる
・予兆は様々で煽輝暗点がと呼ばれるギザギザした光が出たり視野が半分欠ける症状を起こすもいます
・片頭痛が起きると日常生活に支障をきたす場合もある
・動くと脈々して悪化する、頭に響く。特に下を向くを脈々感が酷くなる。
自分は、どんな時に起こるかを知っておくと防ぐこともできます。 片頭痛が起きたときは冷やすこと。温めては逆効果。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭の周りの筋肉が緊張して発生します。
緊張型頭痛は筋肉の緊張なので、肩こりも誘発の原因です。頭や肩首背中の筋肉が固まることにより血流が悪くなり、筋肉へ老廃物がたまり、神経が刺激を受け痛みになります。
また緊張型頭痛は心の負担にもなるため、心の病気の原因になり片頭痛を併せ持つ場合も懸念されています。
症状:
・ほぼ毎日痛み30分~1週間続く
・頭全体的に痛くなるが、特に両側を締め付けられる痛み。
・吐き気はするが、嘔吐はしない
・動くと徐々に楽になる日常生活はこなせる。
緊張型頭痛が起きたときは温めて、血流をよくします。
慢性頭痛
月に15日以上の起こる。
症状:片頭痛或いは緊張型頭痛の特徴
群発頭痛
原発性頭痛は、比較的男性に多くみられる。原因は未だ、はっきりと解明されていません。
自律神経症状を司る視床下部の異常や、目の奥を走っている太い血管(内頸動脈)の拡張と周囲の炎症が関係していると考えられています。脳の視床下部が刺激されると、頭部の目の奥の辺りにある三叉神経が痛みを感じます。そのため、三叉神経の辺りの血管が拡張され、三叉神経がつながっている目の奥の辺りに激痛が起こると考えられており、体内時計が関係しているのではないかとも言われています。
誘発原因:
・アルコールの過剰摂取やタバコ
・気圧の急激な変化
・不規則な時間帯の睡眠
群発期があり、この期間は誘発原因につながることを回避するように勧められています。
症状:
・1~2ヶ月間の間にほぼ毎日、同時刻に起こる痛み
・15分~3時間続く必ず片側のみ痛み
・目の奥をえぐられるような痛み
・目の充血や涙が片側のみ発生し鼻水を伴うこともある
・特に睡眠後の夜間に起こることが多い
群発頭痛は激痛のあまり、自殺頭痛と言われるほどの痛みに襲われます。それが毎日同時刻に襲ってくる。その多くが就寝後にです。
あまりの痛さに片頭痛は動けなくなりますが、群発性頭痛の時はのたうち回ります。
その痛みの強さと同時刻に周期的に起こることから、精神疾患を患ってしまう可能性すらあります。
一側性で、目の奥だけでなく、目の周囲、前頭部、側頭部、頬まで痛む場合もありますし、目の充血、涙、鼻詰まり、鼻水などを伴うことも多くあります。私は目の奥が熱くなる感覚がありました。
一度発症すると周期的に繰り返すことが多いのも特徴で、10年以上にわたって半年から3年おきに発症し、一度始まると1、2ヵ月間毎日続きます。
薬物乱用型頭痛
薬物乱用型頭痛とは、その名の通り、薬の乱用により、頭痛を誘発している症状です。
ひどい頭痛を経験すると、頭痛発作への不安から鎮痛薬を予防的に服用するようになり、飲む回数や量が増えしまいます。次第に、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、薬も効きにくくなってくるという悪循環が起こるのです。
症状:
・市販の鎮痛薬を1カ月に15日以上(薬にカフェインが含まれている場合は10日以上)飲んでいる。
・よく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。
・薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなってきた。
・頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。
薬物乱用型頭痛の場合は、まずは思い切って原因となっている薬を中止することが必要です。
薬を飲まないことの反動で激しい頭痛(離脱頭痛)や吐き気、嘔吐などが起こることもあります。
でも予防薬や原因薬剤以外の治療薬で対処方法もあります。最初は辛いのですが、1~2週間の我慢です。改善されれば頭痛が減り、もともとの頭痛の症状に戻ることができ、その頭痛にあった治療を行えるのです。
頭痛を誘発する
食べ物
食べ物や薬によって誘発する可能性もあります。それた人によって違うの一例として、チョコレートやチーズ・ワイン・アルコール等。
刺激物を日頃から避けるように気をつけたいものです。
外部からの刺激
光によって誘発されることもあるんです。夜道の車のヘッドライトが痛いと感じたことありませんか。
最近ではパソコンのモニターも鮮やかさが増し、綺麗な画像を見ることができる分、片頭痛持ちには少々辛さが伴います。
自分にとって負担の少ない明るさや鮮度を調節をする必要があります。
また、少し調子の悪いときは嗅覚が敏感になります。いつもは良い香りと思っていても、時にその香りで誘発することもあります。
気圧
病気や古傷を刺激すると言われている気圧。
この気圧には逆らえないのですが、気圧の変動が激しい日や時間が予めわかっていたらどうでしょう。
予防なり、対策ができます。
携帯のアプリで「頭痛~る」というアプリがあります。これがなかなかのスグレモノです。
変動が、ヤバイときいには通知で教えてくれます。
少しくらいと耐えられる時間数なら薬を飲まず耐えるもよし。
変動が、えぐそうであれば薬に頼ることも必要です。
結局、痛いはストレスですから。
第三者から見ても血が出てないですし、傷もないから分かりにくし伝わりにくいです。
自分の判断が大切です。
基本は自分で守る
最近では、薬を正しく使うことが出来れば寝込むこともせず、休むことをせずに行動できます。
頭痛持ちなのに、頭痛外来を受診したことのない方、辛い思いから少し楽になれます。
ちゃんと片頭痛用のお薬を処方してもらってください。
自分がどのタイプなのか正しく理解をしてください。
お薬の飲み方を正しく教わって、少しでも快適な生活を送ってください。
普段の生活の中でも、頭痛カレンダーを取り入れることでパターンが見えてきます。
もしかしたら、頭痛が起きる数時間前にやたらお腹が空いて食べ過ぎているかもしれません。胃腸が乱れると片頭痛を起こしやすくなるということもわかっています。