BUMP OF CHICKEN
通称:BUMP(バンプ)とは、日本を代表するカリスマ的ロックバンド。と呼ばれ数多くのリスナーが存在する。
だが、あまりメディアへの露出がない時代が長く音楽への関心が薄かったり、ロックを聴かない方々からの認知度が広がらなかった。
2014年7月25日『ミュージックステーション』3時間スペシャルに地上波初登場として出演。
2015年12月31日の大晦日。『第66回NHK紅白歌合戦』へ初出場。
これをきっかけにBUMPの存在を認知した年配の方や子供たちが急増。
そしてNHK『SONGS』では3回の放送。印象的な演出も相俟ち得た上に歌詞テロップ。
これで心を鷲掴みされリスナーが益々増加。
押しも押されぬカリスマバンドへ。(この結果、益々LIVEチケットは入手困難に…)
それまでBUMPのリスナーは少々偏っていたと私は認識している。
生活の中心に音楽がある人。音楽がないと生きていけない。音楽を心のよりどころにしている人が多かったように思う。なので積極的に音楽を貪る人が辿り着く。救世主。
でもそもそも音楽に依存している人たちは、みんなそうなのかもしれないが。
バンド名の由来と意味
バンド名を決める話し合いの時に、やっぱりカッコいい名前にしよう!
例えば!L’Arc-en-Ciel(ラルクアンシエル)のように3部構成みたいになっている名前。などの意見から様々あがり結果「BUMP OF CHICKEN」という造語に決定。
意味は「臆病者の一撃」
バンドメンバー
メンバー4人は千葉県佐倉市出身であり幼稚園からの幼馴染
vocal&Guitar:藤原基央(ふじわらもとお)
藤くん
誕生日・1979年4月12日
BUMPの曲のほとんどが藤くんによる作詞作曲
Guitar:増川弘明(ますかわひろあき)
ヒロ
誕生日:1979年12月20日
左利きだが…ギターは右利き用。初めてのギターが藤くん
(右利き)のものだったため
base:直井由文(なおいよしふみ)
CHAMA(チャマ)
誕生日:1979年10月9日
チャマのちゃまは「お坊ちゃま」のちゃま
Drums:升秀夫(ますひでお)
ひでちゃん
誕生日:1979年8月10日
世界のかわいいの基準
LIVEはお茶の間で煎餅をかじりながら見るものじゃない
LIVEというのはお茶の間でせんべいをかじりながら見るものじゃないので、チケットが取れなかったとかあると思うけど、死ぬ気でとって来い。
的な言葉が、一部リスナーの間では有名な名言となっています。
この言葉は、ボーカルの藤原基央がMCで語った一言です。
「ブラウン管の向こう側で評価をされたくない」のようなと尖った表現もしています。
この一部分だけを見てしまうと「ロックにありがちな尖った人」の印象が垣間見えます。
またこの言葉は有名な名言となっているため、言い伝えのようで表現が変えられて伝わっています。
実際よりも少々乱暴な言葉で語られているものもあります。
一度LIVEへ参戦すればわかります。
この言葉の意味が…。
全身で彼らの音楽を浴びれば「また頑張れる」上を向ける。そんな時間を体感できます。
歌詞を書く藤原基央の優しさとか底知れない包容力とか、ありきたりな言葉じゃ表すことのできないひかりを感じることができます。
流れ星の正体 -じゃらん-
『じゃらん』30周年「ここではないどこかで」が公開された。
約10分間の物語で人々の何気ない生活・何気ない関りに旅先で気付く
温かさが詰まっている。
主題歌:BUMP OF CHICKEN/「流れ星の正体」は
藤原基央がBUMPリスナーからの手紙を読んで、
届けた曲でもあり「届く・届ける」想いの暖かさに包まれる楽曲。
その反面どこかに痛みを感じるのに保護される
藤原基央ならではの救命処置。
伝説の雑誌 Fujiki
太陽が忘れた路地裏に 心を殺した教室の窓に
逃げ込んだ毛布の内側に 全ての力で輝け 流れ星(出典:楽曲・流れ星の正体/BUMP OF CHICKEN)
この部分を聴いた時に救われる感覚を覚えました。どこにいても大丈夫。という安心感。
実はこの歌がリスナーに完全披露されるまで、年単位の時間が費やされています。この歌の誕生は音楽雑誌の最終話でした。
音楽雑誌「B-PASS」の「Fujiki」1999年10月号から掲載開始。2017年3月号終了。
この最終話。リスナーからの手紙はすべて目を通していたという藤くん。様々な想いを受け止めて、そのReこそが「流れ星の正体」。
時間と距離を飛び越えて 君のその手からここまで来た
紙に書かれた文字の言葉は 音を立てないで響く声
そうやって呼んでくれただろ 見上げればちゃんと聴こえたよ
僕の上にも届いたように 君の空まで届いてほしい(出典:楽曲・流れ星の正体/BUMP OF CHICKEN)
BUMP OF CHICKENの曲には4人とリスナーをつなぐ曲が他にも存在しているけど、この曲もまた大切な1曲となりました。