今年も届く自動車税納付書
皆さんのお宅に届き始めたかと思います。
例のアレ…自動車税の納付書。固定資産税と、ほぼ同時期に届きますね。
なにも一緒でなくていいのに…むしろ一緒割♪とかあればいいんですけど、ないですよね( ;∀;)
自動車税の納税期間は5月31日迄。2020年は5月31日が日曜日なので6月1日迄です。
自動車税を滞納すると、1か月までは納付額の2.6%が延滞金として加算されますが、2か月以上の滞納の延滞金は納付額の8.9%まで急にアップします。またコンビニでの支払いもできなくなります。更に滞納すると車検を受けることができず、その車は公道を走らせることができなくなります。
納税猶予
2020年の納税については、新型コロナウィルス感染症の影響により納税が困難な状況の方に対する県税における猶予制度が発令されています。詳しくは各都道府県の自動車税事務所迄お尋ねください。
自動車税とは
自動車税(じどうしゃぜい)は、地方税法(昭和25年7月31日法律第226号)に基づき、b:道路運送車両法第4条の規定により登録された自動車に対し、その自動車の主たる定置場の所在する都道府県において、その所有者に課される税金で、普通税である。
(出典:Wikipedia)
何かと費用がかかる車の税金
自動車税(軽自動車は軽自動車税)は、毎年4月1日の時点での自動車の所有者に課せられます。
都道府県に納付する自動車税は、排気量に応じて2万9,500円~11万1,000円です。
市区町村に納付する軽自動車税は、1万800円です。
納税金額は排気量によってその税額が定められており、廃車する場合は、月割り計算で翌月から年度末までの分が返還となります。しかし軽自動車は、対象外となり還付制度がありません。
また、2019年10月1日(消費税10%になったタイミング)以降に新車登録をした自家用乗用車は、税率が引き下げとなり1,000~4,500円程安くなりました。
それ以前に購入した自家用乗用車と軽自動車や新車新規登録から13年を経過した車の税額が高くなる点は変動なしとなっています。
あ!それから購入の際に重量税が発生します。これも2019年10月に変更になりました。新車購入時は3年分、車検時に2年分の発生となります。これが環境性能割とあらためられました。
何かと費用がかさむ車の税金。維持費がかかります。
時には贅沢品と言われることもありますが、地域によっては移動手段がない場合もありますから一概には言えないですね。
私も車を取り上げられたら…働きません!通勤は電車ですけど(笑)
そういえば先日、発表された「子供が就職後の欲しいものランキング」で車が3位!
若者の車離れが戻ってくれるといいですね。
もしかしたら…ここを狙っての減税の意もあったのでしょうか…
お得に自動車税を支払う方法
納税書が送られてきた封書に「○○でお支払いができます」の文字。
以前は、金融機関又はコンビニでの現金一括支払いのみでした。
2016年に法が改訂され2017年からクレジットカードでの支払い可能となりました。
それまでは、金融機関やコンビニに行かなければ収められなかったので、なかなか行くことができず、先延ばしをしているうちに納付期限が過ぎてしまった…なんてことも…。
しかし、クレジットカード支払いが導入されたことで、夜間でも休日でもインターネットで納付できるようになり、短時間で簡単に済むし、分割での支払いが可能になり納税者の負担が軽減しました。支払先の都道府県ではない場所からの支払いも可能になりました。
更に、個々の生活状況に合わせて支払うことでポイントが溜まります。(支払い方法は県によって使えない場合もあります)
セブンイレブン:nanaco
自動車税を納める都道府県に関係なく支払いができます。
セブンイレブンのnanacoで自動車税・軽自動車税を納付した場合、nanacoポイントは還元されません。
nanacoで納税の場合は、nanacoにクレジットカードからチャージしたポイントのみたまります。セブンカードプラスは0.5%、リクルートカードでしたら1.2%分のポイント還元となります。
更に納税に伴う手数料不要です。
※納税額が10万円以上の方、nanacoのチャージ限度額は50,000円で、1回のチャージ金額上限は30,000円です。センター預かりを使っても10万円までです。自動車税が10万円以上の場合は、複数枚のnanacoが必要です。もちろん、5万円分をnanacoで支払って残額を現金で支払うことは可能です。
paypay請求書払い…お家で納税
自宅でバーコードを読み込むだけで簡単納税。
paypayで支払いをする場合は、チャージした残金からのみになります。その為、ヤフーカードでチャージをすればpaypayボーナスポイントとヤフーカードのポイントが溜まります。
PayPay請求書払いで納税した場合、0.5%~1.5%のPayPayボーナスが付与されます。基本付与分が0.5%で、PayPayステップといって、前月の利用実績によって当月の特典適用が決まるという仕組みで、100円以上の決済回数50回以上達成で+0.5%、利用金額10万円以上達成で+0.5%が上乗せされます。
PayPay請求書払いに対応していない自治体もあります。各自動車税事務所ホームページで確認してください。
FamiPay:ファミリーマート
ファミリーマートでも、納税はできます。でも、FamiPayを使って自動車税・軽自動車税を納付しても、ポイント還元はありません。
ただし、ファミマTカードからFamiPayにチャージした場合、ファミマTカードにTポイントが、0.5%分たまります。
ミニストップ:WAON
ミニストップはWAONで納税できます。ですがWAONポイント付与対象外となります。
また一部の地域の対応となっており、三重県・岐阜県・兵庫県・静岡県・東京都などが対応しているようです。
対象の支払いになっているかは払込票のバーコード番号を確認しましょう。
払込票のバーコード番号(91)に続く6ケタの下記のものが対象です。
・548527・548953・548958・548972・549084・549770・550107・929170・929185
・929186・929208・929233・959919・959982
Yahoo!公金支払い
Yahoo!公金支払いでは、Mastercard、Visa、Diners Club、American Express、JCBのロゴがあるクレジットカードが利用できます。一部の地方公共団体は、JCBカードを使用することができません。
利用手数料は1件につき300円(税別)。支払い方法は一括払いのほかに、分割払いやリボ払いも選べます。
更に!Tポイントを1ポイント=1円として利用できます。通常のTポイントと期間固定Tポイント両方が使えます。
Yahoo!公金支払いに対応していない都道府県があります。
実は、都道府県によって利用できるカードが異なるのです。
各々利用手数料の確認も必要です。
またクレジットカードでの支払いを検討する場合、ポイント還元率が1%以上でないと手数料の負担の方が大きくなってしまうますのでご注意ください。
その場合にはコンビニの電子マネー支払いがおすすめです。
番外編:LINEpay
自宅でQRコード読み込みで簡単に納税できるLINEpay。
残高からの支払いに対してLINEポイントの付与はありません。
Visa LINE Payクレジットカードから”チャージ&ペイ”をした場合のみ1~3%のLINEポイントが付与されます。
還元率はLINEポイントクラブのマイランクによって変わります。
「LINEポイントクラブ」のマイランクがレギュラー1%、シルバー1.5%、ゴールド2%、プラチナ3%です。
車検証
車検の時に納税証明書が必要となります。
しかし支払い方法も多様化した現在は納付書がなくても大丈夫、車検は受けられます。
でも条件があります。
- 車検が継続検査である
- 自動車税を滞納していない
- 納税から2~4週間程度経っていること
国土交通省陸運局と都道府県税事務所がオンラインで納税の有無を確認できるようになり、紙の納税証明書を提出が必須ではなくなりました。
ただ転勤などで引っ越しや転勤でを他の都道府県にした場合、納税した都道府県の発行した納税証明書が必要です。
もしくは車を売却する時も必要なので車の買い替えなどの時も同様です。
車検証の電子化
納付情報がシステムに反映するまでには、約10日間ほどかかるそうです、クレジットカードを使用した際には2~3週間かかることもあるのだそうです。その為、車検が間近の場合に金融機関の窓口やコンビニエンスストアなどで納付を推奨されています。
納税確認の電子化により、車検時における納税証明書の提示を省略することができます。これによって紛失をすることもなくなります。その為、納税証明書の再交付手続も不要となり再交付もありません。
楽天カードで自動車税納付
楽天カードもYahoo公金支払い同様、自動車税を納めることができます。
税金を分割でお支払いはもちろん、ポイントも溜まります。